posted by marikok
2021年3月25~29日に行われた森里海連環学実習IVの続編記事です。
4日目はお待ちかねの海!でしたが、大雨予報ということで、雨が降る前に実験所そばの番所崎海岸で調査しました。
撮影の余裕があまりありませんでしたが、生き物を少しだけ紹介します。
棘が白っぽく写っていますが、ツマジロナガウニです。真ん中に小さな三叉状の棘(叉棘)が見えますが、これで体表面のクリーニングなどをするそうです。

これはオオヘビガイですが、口から左上に向かって細い粘液糸を出しているのが見えるでしょうか?ちょうど、赤色の小さなものが付着していますが、このように付着したものを引き寄せて食べます。

雨が降ってきたので実験室に逃げ帰り、生物の同定とデータ整理を行いました。

最終日は、調査結果と考察をまとめてのZoom発表会を行いました。実習生各自の着眼点で考察を展開してくれ、議論が盛り上がりました!
今回は気を付けなければならないことがたくさんありましたが、参加者全員の協力があって、何とか無事に終えることができました。
お疲れさまでした!