2024年6月22日(土)、京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所が管理している無人島畠島にて「畠島ビーチクリーン」イベントを行いました。白浜町にお住まいのご家族とイオンチアーズクラブの皆様に参加していただきました。
京都大学は1968年に観光開発の危機にあった畠島を買い上げ、自然保護を行うとともに教育・研究に供するようになりました。しかし、近年、レジャー目的で畠島に無断上陸する例が後を絶ちません。上陸するだけでなく、バーベキューをするなどして火気を用い、ゴミを投棄しており、畠島の生態系に深刻な悪影響を及ぼしています。また、大量の漂着ゴミが毎年流れ着いています。
まず、中野准教授による瀬戸臨海実験所と畠島の概要を説明が行われました。
バスで寒さ浦の桟橋に移動した後、3班に分かれてゾエアで畠島に渡りました。
畠島の分室には非常勤講師であった山本虎夫先生によって約50年前に描かれた畠島の自然の概要がのこされています。中野准教授によりその黒板を使って畠島の解説を行いました。
いよいよビーチクリーンの開始です。
ちょうど最干潮の時刻であったのでビーチクリーンの後に海の生き物の観察を行いました。
皆さんのご協力で多くのゴミを収集することができました。
実験所に戻り、アンケートを書いていただいて終了いたしました。大変お疲れさまでした。