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京都大学野生動物研究センターの10周年記念シンポジウム、記念式典、懇親会に出席してきました。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/events_news/department/yasei/news/2018/180611_1.html
まさに Worldwide な活動をしている同センターの実績に圧倒されました。
恐るべし、野生研!
その昔、昔々、自分が修士課程の大学院生であった時代に、ある学会で衝撃的な発表を聞きました。ヒマラヤの氷河に生息する昆虫の生態を研究している京都大学大学院の博士課程の学生さん。世の中には大学院生にして、こんな物凄い研究をしてしまう学生がいるのか!!、と驚嘆しました。それが今のこの野生研の幸島先生です。
https://www.nature.com/articles/310225a0
また幸島先生は、なんと氷河にすむ甲殻類のコペポーダを発見、採集されており、これは甲殻類分類学の専門家により新属新種として記載されています。おそるべし!
https://link.springer.com/article/10.1007/BF00229923
この野生研の教員は、こうしたツワモノ揃いの研究者。アフリカ、東南アジア、アマゾンと世界中にステーションをもち、そのお弟子さんたちも世界でご活躍。この師匠にしてこのお弟子さんたちあり、というところでしょうか。