祝! 山守瑠奈さん 学生優秀発表賞受賞!

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2018年日本プランクトン学会・日本ベントス学会・合同大会は、2018年9月9日(日)~9月11日(火)に創価大学(東京都八王子市)で開催されました。

https://plankton-benthos2018.github.io/website/index.html

瀬戸臨海実験所をフィールドワークの拠点として研究されている京都大学大学院生の山守瑠奈さんが、日本ベントス学会の学生優秀発表賞を受賞されました。

おめでとうございます!

日本ベントス学会の会長の堤裕昭(熊本県立大学)教授から、表彰状を受け取る山守さん。発表演題は 「らせんがほどける時:ニシキウズガイ科における貝殻笠型化の進化とその要因」です。

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 日本ベントス学会とは
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日本ベントス学会は,ベントスに関する新知見の公表,情報,知識の交換を通じて,研究者間の交流を深め,ベントス研究の総合的発展に寄与することを目的としています.また,研究者としての社会的責任を果たすための事業を行っております.
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年寄りの昔話をちょっぴり
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私が九州大学大学院修士課程の海洋生物学専攻(天草臨海実験所)に入ったころ、その所長の菊池泰二先生を中心に「日本ベントス研究会」というのが運営されていました。われわれ大学院生は、その「研究会」の事務や会計のお手伝いをしていました。下の写真は、そのころの雑誌です。
 「幹事」には、堀越先生や山本先生などの懐かしいお名前が見えますが、この中で、向井宏先生と、奥谷喬司先生が、今もご健在なのは嬉しい限りです。
 この「研究会」を学会組織に出来ないものだろうか、と当時大学院生であった堤裕昭さん(現在熊本県立大学。日本ベントス学会会長)、森敬介さん(現在国立水俣病総合研究センター)、と私が発案し、菊池先生に進言して、「日本ベントス学会」の発足となりました。
 なので私は、日本ベントス学会の設立メンバーであり初代の事務局の一人です。
 現在、この学会は日本プランクトン学会と協力して運営を行っており、現在の繁栄ぶりを見ていると、昔とは隔世の間があり非常に感慨深いです。
 継続は力となり、やがて発展へと結びつく、ということですね。
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