瀬戸臨海実験所のある白浜とその周辺の紀伊半島の海岸域は、海洋生物の種多様性が高く、温帯域にありながらも黒潮の強い影響で、多数の熱帯性の生物も見られる「豊穣の海」です。 このたび、吉野熊野国立公園が拡張されて、この白浜も国立公園の指定を受けることになりました。
この地域の海洋生物を保全し、その上で研究や教育に活用することは、この実験所にとっての必須の事項であり、このたびの国立公園指定は、今後のこうしたことに関しての未来をうらなう非常に重要なことであると考えられます。
この吉野熊野国立公園はこのたび指定80周年をむかえ、また今回の地域拡張にあたり、記念式典が2月13日(土)14日(日)に、「よしくま祭り ~つなげよう!紀伊半島の人・魅力~」として開催されました。
以下に環境省の近畿地方環境事務所からのアナウンスを掲げます。
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吉野熊野国立公園は、昭和11年2月1日に指定され、平成28年2月1日に指定80周年を迎えます。また平成27年9月24日には、和歌山県串本町からみなべ町にかけて、海岸と海域を中心に大きく区域が拡張されました。
これらを受けて、環境省近畿地方環境事務所では、平成28年2月から1年間を指定80周年・拡張記念の年と位置づけ、「つなぐ」をコンセプトに、よしくま地域(吉野熊野国立公園を中心とした地域)の多様で特色ある取組や人・自然の恵みをつなぎ、今後の地域の元気、楽しい、美味しい、美しいにつなげたいと考えています。
その第一弾として、平成28年2月13日(土)14日(日)に、「よしくま祭り ~つなげよう!紀伊半島の人・魅力~」を開催いたしますのでお知らせいたします。
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引用もと
https://kinki.env.go.jp/to_2016/post_38.html
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会場となった白浜会館のようす |
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記念式典には環境副大臣を始めとする多数の来賓が来られました。 |
このお祭りに、この実験所と白浜水族館もブースを出しました。
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大学院生の小泉君がブースに座っています。 |
ブースの準備等をしていただいた技術職員の皆さん、ブースの担当をしていただいた教職員の皆さん、ありがとうございました。