東シナ海の大型クラゲ調査

posted by marikok

[釜山の海雲台海浜] 

日本海に夏から冬にかけて出現するエチゼンクラゲの発生場所は、東シナ海~黄海周辺海域と考えられています。 発生の時期や場所を特定するには、その海域で観測されるエチゼンクラゲの日齢推定が有用です。そこで、韓国の釜山にある国立水産科学院の協力を得、東シナ海のエチゼンクラゲを共同で分析することを試みました。

[Lee博士とエチゼンクラゲの
平衡胞観察]

韓国沿岸でもエチゼンクラゲの来遊による被害があり、国立水産科学院のYoon博士を代表として、分布調査が続けられています(日本語訳ページ)。その一環として5月に東シナ海で採集された、貴重な小型のエチゼンクラゲを観察・分析することができました。

今回の分析結果は、12月に沖縄で開催される第9回大型クラゲ国際ワークショップで発表を予定しています。

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