International Symposium on the Education & Research of the Global Environmental Studies in Asia by Hanoi University of Science and Technology, Vietnam and Kyoto University (KU), Japan
アジア全域を対象とした環境問題、持続可能な開発、自然保護とそれに関する啓蒙教育などを主眼としたこのシンポジウムのシリーズは2009年より京都大学が主体となって、アジアの各国を回りながら開催しているそうです。素晴らしい!
今回のこのベトナムのシンポジウムでは日本、ベトナム、カンオボジア、インド、インドネシア、ラオス、マレーシア、フィリッピン、タイ、シンガポール、ミャンマーなどの50近い大学や各種の研究機関から、約300人が集まるという大規模なものでした。東南アジアには、これだけの多種多様な大学があって、環境に関する研究と教育に対してさまざまな取り組みがなされている、ということを知る実に貴重な体験です。
日本はアジア最大の先進国ですが、それだけにアジア地域におけるこうした連携、協力の必要性をひしひしと感じました。そういう意味でも、実に有意義な今回の学会です。
また瀬戸臨海実験所でも、最近は東南アジアにフィールドワークに出かける人たちがいて、今後の研究のひとつの重要なポイントとなってきそうです。