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瀬戸臨海実験所特定助教の原村隆司先生(白眉プロジェクト)が論文を出版されました。一部、瀬戸臨海実験所研究員の竹内寛彦さんと共著です。 おめでとうございます!
Hatching plasticity in response to salinity levels in arhacophorid frog inhabiting a coastal area. T. Haramura. Journal of Zoology, 2016.
http://onlinelibrary.wiley.com/journal/10.1111/(ISSN)1469-7998/earlyview
海岸にすむカエルの、塩分濃度に対応した孵化行動の可塑性に関する内容です。動物行動学、行動生態学の視点から書いています
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リュウキュウカジカガエル(photo: 原村隆司©) |
竹内寛彦・原村隆司(2015)ヤエヤマヒバァによるオオハナサキガエルの捕食例. Akamata, 25: 15-16.
石垣島でのヘビの捕食例に関する初報告です。
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アカマタ(photo: 竹内寛彦©) |
原村隆司・江頭幸士郎・澤田紘太(2015)水田に生息するカエルを利用した生物多様性、 進化のしくみに関する教材化の検討. くろしお、34:24-34.
身近なカエルが、中高校の生物の教材化に使えないかを検討したものです。
Koshiro Eto, Masafumi Matsui, Kanto Nishikawa, and Takashi Haramura. (2016) Development and evaluation of loop-mediated isothermal amplification (lamp) assay for quick identification of three Japanese toads. Current Herpetology 35(1): 1–5.
ニホンヒキガエルとアズマヒキガエルの変態個体(いずれも小さくて見た目では種同定できない)の、LAMP法を用いた同定方法についてです。