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東日本大震災以来、地震と津波に対する対策が海辺の地域を中心として、本格的に望まれている今日この頃です。瀬戸臨海実験所でも2013年度より、種々の訓練を実施しています。
2013年度は、南海トラフ大地震がおき、高さ15mの津波が発生したという想定のもと、瀬戸臨海実験所に隣接する海抜30mの南方熊楠記念館に避難誘導するという訓練を行いました。
2014年度は、起震車に来てもらって震度6や7を体験してもらいました。また心臓マッサージの訓練、AED講習会を実施しました。
そして本年度2015年度は、再び避難誘導訓練を行いました。
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大地震が発生しました。身をひくくして安全姿勢をとるよう全館放送を入れます。 |
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職員は、実習宿泊棟、研究棟、図書館に走り被害がないかどうか、本部に連絡します。このあと、津波が発生したという全館放送がはいり、いよいよ大急ぎで避難を開始します。 |
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南方熊楠記念館に向かう急坂を、息を切らして駆け上がります。緊急避難用の物資がはいったケースも持っていきます。 |
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この写真の女性は白浜消防署の方で、今回の避難誘導訓練の監修をしています。要所要所でストップウオッチで時間を測り、どのくらいのスピードで避難が進んでいるかを確認します。 |
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ゴールの南方熊楠記念館の玄関前です。 |
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避難が完了し点呼が行われ、所長に報告されます。 |