祝! 宮嶋彩さん論文発表!

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(ちょっと遅くなってしまいましたが)瀬戸臨海実験所を拠点として、フィールドワークと室内観察を続けてこられた奈良女子大学の大学院生の宮嶋彩さんが、指導されてきた和田恵次先生(奈良女大)、福井康雄先生(大阪芸術大短大)との共著で論文を発表されました。これはタカノケフサイソガニとヒメケフサイソガニにおける闘争行動・配偶行動および鉗脚の特徴についてで、日本甲殻類学会のofficial journal である英文誌Crustacean Researchに掲載されました。


Miyajima A, Fukui Y and Wada K (2012) Agonistic and mating behavior in relation to chela features in Hemigrapsus takanoi and H. sinensis (Brachyura, Varunidae). Crustacean Research 41: 47-58.


皆さん、宮嶋さんに祝福あれ!
ちなみにタカノケフサイソガニは2005年に当実験所の朝倉所長によってHemigrapsus takanoi Asakura & Watanabe, 2005として新種記載されたカニです。
またCrustacean Researchを発行する日本甲殻類学会は、現在、当実験所の朝倉所長が会長をつとめています。
日本甲殻類学会に入ると、良いことがたくさんありますので、みなさん入りましょう。



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