藻類の系統と進化③

海浜植物の次は、海藻実習です! 
野外に出る前に、まずは海藻のご説明。 
「かいそう」と言うと「海草」とも「海藻」ともとれますが、
これらは全く異なる分類群です。 
「海草」は、海に生息している種子植物(アマモなど)です。
「海藻」は、呼んで字の如く、目に見える大きさの海の藻類(コンブなど)です。 
こうした混同を防ぐため、「海草」は「うみくさ」と呼び分ける場合もあるそうです。 
先生が事前に採ってきた実物の海藻 を見ながらの説明。
みなさん興味津々ですねー。 
そして野外へ。
普段何気なくみている堤防などの岸壁にも、実はたくさんの藻類が生えています。 
岩場の藻類の説明。
ヒトに踏みつけられてもめげない
海藻達のたくましい生き様が見られます。 
磯の海藻シリーズ!!その① 
ヒジキ(Sargassum fusiforme)
言わずと知れた食卓の名脇役。
乾燥させる前では、このように枝がプリプリしています。 
その②
イソモク(Sargassum hemiphyllum ) 
その③
イワヒゲ(Myelophycus simplex) 
その④
ヒジキを囲むように生えているウミトラノオ(Sargassum thunbergii) 
この海藻の根本には、マキトラノオガニ(Pilumnopeus makianus)というカニが潜んでいることがあります。 
藻類実習レポート、まだまだ続く!
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