海浜植物の次は、海藻実習です!

野外に出る前に、まずは海藻のご説明。
「かいそう」と言うと「海草」とも「海藻」ともとれますが、
これらは全く異なる分類群です。
「海草」は、海に生息している種子植物(アマモなど)です。
「海藻」は、呼んで字の如く、目に見える大きさの海の藻類(コンブなど)です。
こうした混同を防ぐため、「海草」は「うみくさ」と呼び分ける場合もあるそうです。
先生が事前に採ってきた実物の海藻 を見ながらの説明。
みなさん興味津々ですねー。
そして野外へ。
普段何気なくみている堤防などの岸壁にも、実はたくさんの藻類が生えています。
岩場の藻類の説明。
ヒトに踏みつけられてもめげない
海藻達のたくましい生き様が見られます。
磯の海藻シリーズ!!その①
ヒジキ(Sargassum fusiforme)
言わずと知れた食卓の名脇役。
乾燥させる前では、このように枝がプリプリしています。
その②
イソモク(Sargassum hemiphyllum )
その③
イワヒゲ(Myelophycus simplex)
その④
ヒジキを囲むように生えているウミトラノオ(Sargassum thunbergii)
この海藻の根本には、マキトラノオガニ(Pilumnopeus makianus)というカニが潜んでいることがあります。
藻類実習レポート、まだまだ続く!