海産無脊椎動物多様性実習⑤

メイオベントス観察開始!!(`・ω・´) 
今回は、泡立て法を試してみました! 
~泡立て法の手順~ 
まず基質と真水を混ぜてよく振ります! 
それをバケツに注ぎまして。 
さらに真水を注ぎます! 
ゆっくりと、しかしなるべく泡が立つように移植ゴテでかき混ぜます。 
こうすると、空気(疎水性)と親和性の高い外皮を持つ生き物が、
空気にトラップされて泡と共に水面に浮かんできます! 
そして、水面をコピー用紙などのツルツルの紙でそっと撫でてやります。
すると、今度はこの紙にメイオベントスがトラップされるというわけです! 
あとはこの紙を水で洗いながら表面のメイオベントスを洗い、
目の細かい網で濾してやれば、
網の中に獲物が残るということですよ! 
誰がこの方法を思いついたのでしょうか。
しかし画期的です。 
実際にこの方法によって、動吻動物(Kinorhyncha)などはかなり効率的に採集されるということです。 
お次はフジツボ。これは単純に真水でシェイクするだけ!
こうして得たサンプルたちです!
それぞれの基質には、特有の生物が観察できます。 
この日は夜遅くまで観察は続いたようです。
頑張れソルジャー達! 
続く
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