白浜の海岸生物観察ガイド

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概要とダウンロード

瀬戸臨海実験所では、白浜の海の環境と周辺の海岸生物(動物・海藻・陸上植物)の特徴をわかりやすく解説したガイドブックを作成しました。

白浜の海岸生物観察ガイド

本書は、実験所で実施される臨海実習の受講者、研究目的で実験所をご利用の方、白浜水族館で催される磯観察体験の参加者の方に配布します。実験所の教育・研究利用については、教育拠点のページおよび利用案内のページをご覧ください。一般の方につきましては、白浜水族館のイベント案内をご覧ください。

実験所を直接ご利用でない方も、本書のダウンロード版(PDFファイル)をご利用できます。

内容

はじめに/目次/白浜の海/番所崎マップ/畠島マップ/海岸の環境/海岸の生物分布/海岸観察の心構え/海岸にみられる様々な動物/海岸にみられる様々な植物/白浜の海岸動物/白浜の海岸植物(海藻・陸上植物)/コラム「畠島の海岸生物相の長期的変化」、「白浜で発見された新種の海岸生物」、「白浜沖の深海に挑む」、「海岸に漂着する生物たち」、「海岸動物の幼生たち」、「海岸生物と人とのかかわり」、「自然の海を守ろう」/参考文献/動物和名索引/動物学名索引/植物和名索引/植物学名索引/本書の作成関係者

瀬戸臨海実験所は、大正11年(1922年)に創設されて以来、95年以上にわたって海洋生物の系統分類、進化、生態学などの自然史学の研究を行ってきました。また、併設されている白浜水族館は、昭和天皇行幸1周年を記念して昭和5年(1930年)に一般公開をはじめ、楽しみながら海の生き物を学ぶ場として地元の人々や観光客に親しまれています。ここは温帯域にありながら、熱帯にその源を発する黒潮が沿岸を流れている影響で、熱帯性の生物が多数みられ、海洋生物の多様性がたいへん高い地域となっています。このガイドブックが、瀬戸臨海実験所を利用する多くの人にとって、また白浜の海を楽しむ人々にとって、役立つことを願ってやみません。
(「はじめに」より抜粋/実験所所長 朝倉 彰)

掲載生物

畠島の長期観察種や危険生物、季節的に観察できる海藻、砂浜に生育する陸上植物など、白浜の海岸でみられる396種+αを掲載しています。

掲載生物(一部)
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