第52回瀬戸海洋生物学セミナー(オンライン)

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スナギンチャク目の共生と多様性について

喜瀬 浩輝 産総研特別研究員(産業技術総合研究所)
2021年4月22日(木)16:00~17:30

スナギンチャク目は、六放サンゴ亜綱に属する群体性の刺胞動物であり、潮間帯から深海底にかけて広く生息する。その中でも、他の海洋生物を付着基質として生活する共生性のスナギンチャク類は、7動物門の宿主に共生し、宿主に対して高い特異性を持つ種群も存在することで知られる。共生性のスナギンチャク類は種多様性が高いことでしられるが、その多様化のメカニズムについてはこれまで明らかになっていなかった。

本セミナーでは、宿主転換が共生性スナギンチャク類の多様化にどのような影響を与えたか、演者らがこれまでに行ってきた分子系統解析、形態観察の結果をもとに紹介する。

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後藤 龍太郎 goto.ryutaro.8n(at)kyoto-u.ac.jp((at)を@に変えて送信)

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