第43回瀬戸海洋生物学セミナー

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40年間瀬戸臨海実験所で培われた研究の成果―カニ類から巻貝まで

和田 恵次 教授(奈良女子大学 理学部)
2016年2月13日(土)15:00~16:00

大学院生時代、瀬戸の助手時代、そして奈良女子大学の教員時代を通して、瀬戸臨海実験所にて研究をさせていただいたその成果の一端を総括する。具体的には、ヤマトオサガニ同胞種、ヤマトオサガニの個体間掃除行動、チゴガニのバリケード構築行動と巣穴ふさぎ、チゴガニのwavingの機能と集団間変異、クモガニ類の偽装行動、イワホリコツブムシの生活史、マガキガイの生態、ホソウミニナの生活史と分布、スガイとカイゴロモの関係などを概略的に紹介する。

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