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オカミミガイ科腹足類の陸上進出史－初期発生様式に着目して－
井上 香鈴さん（東京大学 大気海洋研究所 大学院生）
開催日時：2024年3月19日（火）13:00～14:30、Zoom開催
オカミミガイ科腹足類は，潮間帯から潮上帯，さらには内陸の森林内にまで生息している巻貝である．発表者はこれまで，本科腹足類を対象に，分子系統解析，集団遺伝学的解析や卵・幼生の飼育観察を行い，主に初期発生様式の進化に着目して動物の陸上進出史について研究を行ってきた．本セミナーでは，一度も大陸と陸続きになったことがない大東諸島を舞台として，動物界でも珍しいほど最近に起きた陸上進出例について詳しく発表する予定です．
大東諸島のオカミミガイ科貝類
大東諸島の海岸
後藤 龍太郎 goto.ryutaro.8n(at)kyoto-u.ac.jp（(at)を@に変えて送信）