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歴史写真
2005年6月1日〜2006年1月9日に開催した「京都大学白浜水族館開設75周年記念歴史写真展」の写真と、それ以降の水族館の写真を紹介します。
写真 できごと

1922(大正11)年 瀬戸臨海研究所創設当時の構内風景

木造瓦ぶき平屋の建物群の後方、左端が水槽室。背後に番所山、右端に塔島が見える。手前に続く細い山道が、瀬戸へと通じていた。

1922(大正11)年 瀬戸臨海研究所創設当時の水槽室

この水槽室は、現在の水族館第2水槽室の南半分に位置していた。水族館としての一般公開はまだ行われていない。

1922(大正11)年 番所山から見た南浜と瀬戸湾

海岸道路はまだなく、低潮時にだけ磯伝いに往来できた。現在グラスボートの乗り場がある砂浜には、建物や工作物は全く見当たらない。停泊中の船は、当時の研究所の採集船「入神丸(にゅうしんまる)」。

1929(昭和4)年6月1日 昭和天皇陛下ご来訪

新城新藏京都帝国大学総長に先導され、研究室から水槽室へ移動中の昭和天皇。天皇に続くのは、後に瀬戸臨海実験所初代所長となる駒井 卓教授。

1929(昭和4)年6月1日 水槽室の一般公開風景

この日の午後、昭和天皇の臨幸を記念して、研究所施設の一般公開を行った。

1930(昭和5)年6月1日 臨幸記念碑の除幕式(水族館の一般公開を開始)

臨幸一周年を記念して記念碑の除幕式が行われた。この日から始まった水槽室の一般公開をもって、京都大学白浜水族館の創立とする。左後方に水族館が見える。

1930(昭和5)年6月1日 臨幸記念碑の除幕式に参集した人々

写真前列の女の子、南みふ美ちゃん(当時5歳)が除幕を行った。

1937(昭和12)年頃 水族館正面入口

「京都帝國大學 瀬戸臨海研究所絵葉書」8枚セットのうちの1枚。当時、水族館に顕微鏡が何台も設置されていた様子がうかがえる。

1944(昭和19)年3月15日 水族館正面入口

白浜土地会社に経営を委託していた頃。前の写真とは建物の外観が異なっている。左手の柵の中にはウミガメプールがあった。遠景に円月島と千畳敷が見える。

戦時中に残された軍事物資の一部(2005年4月撮影)

1945(昭和20)年5月、実験所は海軍によって接収され、水族館は兵器庫となった。写真は、軍が残していった測量機器・バッテリー箱・機器類格納箱。

1948(昭和23)年4月13日 皇太子殿下(現在の今上天皇)ご来訪

標本を前に説明している左手の人物は、当時の実験所所長、宮地伝三郎教授。

1952(昭和27)年4月 水族館出口付近

当時の水族館の出口は、現在の第3水槽室の位置にあり、出口のある最後の部屋は標本陳列室であった。手前は、番所山植物園(1973年閉園)。

1952(昭和27)年 館内風景

当時の海水給排水システムは、すべて開放式(くみ上げた海水を水槽に注ぎ、そのまま海にもどす方式)であった。現在では、ほとんどの水槽で循環式(ろ過槽を経て海水を循環させる方式)を採用している。

1957(昭和32)年 水族館正面入口

当時、水族館で販売していた「海の生物生態写真集」8枚セットのうちの1枚。1961(昭和36)年まで水族館は、手前の水槽室と奥の標本陳列室だけから成っていた。

1958(昭和33)年8月 館内風景

左側に並ぶのは、創設当初からあるコンクリート水槽。これらの水槽の一部は、入口駐車場北端の池のそばに、現在も保存してある。

1958(昭和33)年8月 標本陳列室の様子

巨大なイワシクジラの骨格標本が中央を占めている。この標本は2000年に実験所から京都大学総合博物館に移管された。

1962(昭和37)年1月 新水槽室増築記念祝賀会

現在の第4水槽室の主要部分にあたる、鉄筋コンクリート造りの新水槽室が増築された。ガラス張りの部分は温室風の休憩室。

1962(昭和37)年5月23日 昭和天皇・皇后両陛下ご来訪

昭和天皇は海洋生物、特に海産無脊椎動物の研究で有名であった。説明役は、当時の実験所所員の時岡 隆助教授(無脊椎動物学)。

1971(昭和46)年11月10日 皇太子・同妃両殿下(現在の今上天皇・皇后両陛下)ご来訪

今上天皇も魚の分類学を専門としている。説明役は、当時の実験所所員の荒賀忠一助手(魚類学)。

1975(昭和50)年 水族館正面入口

入り口付近の外観は、現在とかなり近くなっている。大きなクロマツがよく目立つが、その後実験所敷地内のクロマツは、マツノザイセンチュウの被害を受け始め、次第にその姿を消していった。

1978(昭和53)年8月 第1水槽室と南浜道路

前の写真になかった「京大白浜水族館」の看板が見える。当時は、南浜道路の一部を駐車場代わりに使っていた。

1979(昭和54)年9月5日 番所山から見た水族館全景

手前の建物群が水族館。現在と同じ第1〜第4水槽室から成るが、第2水槽室だけは改築前で、赤い瓦屋根の木造平屋建てである。

1980(昭和55)年3月10日 休憩室風景

イワシクジラの骨格標本は、1970(昭和45)年の標本陳列室から第3水槽室への改築に伴い、休憩室へと移された。当時は、ニタリクジラと同定名が変わっていたが、その後の再調査により、現在は再びイワシクジラと同定されている。

1980(昭和55)年4月 第1水槽室と第2水槽室

鉄筋コンクリート造り三階建ての第1水槽室と、木造平屋建ての第2水槽室が好対照である。第2水槽室はこの翌年に改築される。

1981(昭和56)年1月3日 旧第2水槽室最後の公開日

第2水槽室改築工事のため、この年の1月4日から10月31日まで水族館は休館となった。

1981(昭和56)年11月 水族館入口付近

第1水槽室と、改築したばかりの第2水槽室(後方)。これで全ての建物が、鉄筋コンクリート造りとなった。

1987(昭和62)年6月 水族館出口付近

出口は第4水槽室の最後にあるが、現在とはその位置が異なる。(現在の出口は、写真の右奥に位置する)

1987(昭和62)年6月 第3水槽室風景

当時の水槽は、水量1トン以下の、移動可能な置き水槽が並べられていた。

1993(平成5)年3月30日 改修工事中の第4水槽室

1992(平成4)年10月から全館的な改修・増築工事が始まり、翌1993(平成5)年8月まで、10ヶ月間休館となった。

1993(平成5)年8月 改修・増築後の第4水槽室

休憩室を取り壊して建てられた中央の増築部分には、屋根に水槽への採光用の窓が設置された。右側の従来からある第4水槽室の部分も、内部が大きく改修されている。

2004(平成16)年10月 水族館の外観

建物の外観は現在とほとんど同じだが、「水族館」の文字が明朝体でやや小さいことがわかる。

2008(平成20)年8月 こだわり解説ツアーの様子

2004(平成16)年から、解説ツアーを開始した。解説しているのは当時の館長である白山義久教授。

2013(平成25)年11月4日 耐震・改装工事中の第2水槽室

2013(平成25)年11月から、改修・耐震工事が始まり、翌2014年7月まで休館となった。

2014(平成26)年5月22日 水族館の外観

工事に伴い、外壁の補修と看板の更新が行われたため、遠くからでも水族館がわかりやすくなった。

2014(平成26)年9月 工事後の第1水槽室

いままではクリーム色に近い色だった内装が一新され、濃い青色で統一された。また、説明版はガラス製に変更された。
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