第60回 瀬戸海洋生物学セミナー

「川と海を旅する両側回遊性アマオブネ科貝類の進化と種多様性」
福森 啓晶 特任研究員(東京大学 大気海洋研究所)

2021年12月21日(火)16:00〜17:30
*本セミナーはオンライン形式です。参加のお申込は、下記フォームよりお願いします。
参加申込フォーム(12月20日正午締切)

熱帯・亜熱帯の島嶼河川には、ハゼ類などの魚類、テナガエビ類などの甲殻類、アマオブネ類などの貝類といった両側回遊を行う動物が卓越する。両側回遊とは、淡水中で孵化した幼生が海まで下り、数ヶ月かけ成長したのち、河口付近で着底して川を遡るという生活環である。回遊種の多くは、成体が淡水に生息するにも関わらず、浮遊幼生期の海流分散と小卵多産型の繁殖戦略の組み合わせにより、他の河川や島へ容易に進出しうると考えられる。本セミナーでは、両側回遊性アマオブネ科腹足類における回遊の進化史および島嶼河川での種多様性について、演者らが行ってきた分子系統・分類・生物地理学的解析の結果をもとに議論する。

[図1. A, 河川性アマオブネ科貝類; B, アマオブネ類の生息する島嶼河川(西表島)]

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後藤 龍太郎 goto.ryutaro.8n(at)kyoto-u.ac.jp((at)を@に変えて送信)